スペインのデザイナー、Jaime Hayon(ハイメ・アニョン)が設計したインフォメーションセンターは、その珠玉のデザインで、真実、芸術と言えます。中央の素敵なテーブルの上には、コンピューターがいくつか置かれていますが、そのケーブルは見えません。ここでは又、大変モダンな美術館のバーチャル・ツアーを楽しむことも出来ます。このテーブルの上方にある大きな鏡には、フェルビンディングスカナールの水が映っています。素晴らしい茶色の筒型ランプ、背もたれのついた椅子、多くの鏡ガラスや、本物の小さなステージが、この部屋を形作っています。
ミュージアムカフェがあった所に、新しいメンディーニ・レストランが出来ました。世界中で広く成功をおさめているダッチ・デザインに、その素材使いで大きく貢献しているStudio
Maarten Baas(スタジオ- マールテン・バース)によるデザインです。レストランの調度は、工業用粘土を使い、手でデザインしたユニークなものです。バーも又特別なものです。
又、アントワープのStudio Job(スタジオ・ジョブ)が、Job Lounge(ジョブ・ラウンジ)をデザインしました。超ヒップな魅力で、疑いなく、それについては意見の違い、賛否両論が出てくることでしょう。この部屋は又、婚礼やグループの会食にも使われます。とても目立っているランプは、デザイナーのJob
Smeets(ジョブ・スメーツ)によるもので、「tieten(乳房)」と名付けられています。ケース・ファン・ツヴィストはそれを「gevulde
condooms(充満したコンドーム)」と呼ぶ方を好んでいるのですが、それが先に述べた意見の違いでないことは確かです。 |
ハイメ・アニョンがデザインした
新しいインフォメーションセンター
写真:Peter Tahl(ペーテル・タール)
© フローニンゲン美術館 |