フローニンゲン美術館が購入 シヒテルマンのペーパーアート作品 　 　フローニンゲン美術館はブリュッセルのアンティーク・アートフェアでペーパーアート作品を購入しました。その作品は1746年にフローニンゲンの商人ヤン・アルベルト・シヒテルマン(1692-1763)とその妻シビラ・フォルケラ・サーデライン(1699-1781)の銀婚式に際して制作されたものです。 　 　アート作品は、押し紙で精巧に表現されたものです。アーチで結ばれ、花瓶と家紋で飾られた二つの円柱の門を通して、VOCの船が見えます。門の上には天使が二人、両方の紋を運んでいます。作品には1746年、C.コステルとサインされていますが、コステルが誰なのかはまだ分かっていません。それは200年間スコットランドで保有され、今フローニンゲンに戻りました。 　 　ここ数年間でフローニンゲン美術館は、シヒテルマンの家紋付きの陶磁器、彼の家のドアや数枚の肖像画を手に入れました。昨年フローニンゲン美術館は、ロンドンのクリスティーズの競売で、フローニンゲン美術館友の会の援助で、銀製の左官ごてを買うことが出来ました。それはシヒテルマンの家の最初の石を置いた思い出として作られたものです。フローニンゲン美術館は、今回入手したペーパーアート作品とその左官ごてで、多様なシヒテルマン・コレクションを見せることが出来ます。 　 　 その特別な購入は、バンクギロ・ロタリーとJ.B.スホルテンフォンツ協会の支援なしでは不可能でした。このペーパーアート作品は、2010年12月からフローニンゲン美術館コレクション紹介の中で展示されます。 　 J.A.シヒテルマンとS.V.サーデラインの銀婚式を祝し1756年に作られた C.コステル作のペーパーアート作品。　©フローニンゲン美術館　 　この作品は2010年12月10日から美術館のコレクション紹介の中で展示されます。 　 　 　 © 2010 Trankiel