写真提供：Holland Museum © 　 　 フローニンゲン出身のアメリカ国会議員のソファ、博物館へ 　 　ワシントン 　フローニンゲン生まれのアメリカ合衆国国会議員 Pete Hoekstra（ピート・フークストラ）は国会議員の間、事務所のソファで寝続け、ホテル代を節約しました。今、彼が使っていたソファは、ミシガン州のホランド博物館に行くことになりました。 　「そのソファは、全くオランダ人の倹約のシンボルです。」と館長のThea Grigsby（テア・グリグスビィ）は話します。そのソファの公式な所有者は連邦政府で、まだ使えるものだったので、博物館は1600ドル（1000ユーロ余り）を支払い、その家具を購入しました。 　 　57歳のフークストラは、1953年10月30日にフローニンゲンで生まれ、子供の時にアメリカに渡りました。共和党員のフークストラは18年間下院の議員で、過去8年間黒い革製のソファをベッドとして使っていました。それ以前の10年間は小さなソファで寝ていました。国会議員が事務所で寝るのは、珍しいことではありません。 　聞くところによると、数十人の国会議員が、翌朝国会議事堂のスポーツスクールでシャワーを浴びているそうです。 　「私が議員だった時に賃貸料を全て節約していたことを、とても嬉しく思います。」とフークストラ。「しかし、ベッドを持っていたら素敵だっただろうことは、否定しません。」 　 　彼は18年間の議員生活で、下院の情報委員会の委員長も務めました。今退職するフークストラは高位の共和党員で、昨年ミシガン州の州知事になろうと試みましたが、Rick Snyder（リック・スナイダー）に敗れました。 　 　そのソファは、ホランド市（ミシガン州）の、ミシガン湖の傍にあるホランド博物館に行きます。ホランドはチューリップ・シティというニックネームを持つ、1847年にオランダ人移民によってつくられた市です。 　 （ANP） ピート・フークストラ Congr.Pictorial Directory 　 　 彼のソファに座っているピート・フークストラ氏。 写真提供：ホランド博物館　Detroit News © 　 　 　　　　　＞＞ホランド博物館（英語） 　 　 　 © 2011 Trankiel