厳しい経済情勢のため、昨年は製糸ラインの一部を休止していましたが、テイジン・アラミド(オランダのアーネムに本社)では早くも再びラインの増大が話されています。トワロンとテクノーラの需要が、以前考えられていたより早く回復し、今年半ばには再び製糸ラインを再稼動させることが出来ました。特に、9月に最後にスタートしたラインが良好に稼動しています。テイジンは、世界が深刻な経済危機に直面する少し前に、この製糸ラインに投資し始動させました。この10年間で、デルフザイル(フローニンゲン州)とエメン(ドレンテ州)の工場に総額で優に100万ユーロが投資されています。これは、オランダ経済のえり抜きの投資グループに属しています。
大阪に本社を持つ帝人グループの子会社であるテイジン・アラミドは、アラミド繊維の世界的なリーディングカンパニーで、ここからトワロンが生産されています。帝人のアラミド繊維事業グループのその他のアラミド製品には、テクノーラ、テイジンコーネックス、サルフロンがあり、この4製品は、それらが持っている特徴により様々に使われています。その強さ、耐久性、安全性、耐熱性、軽さが好評で、これら4種の質の高いアラミド繊維は、オランダと日本で生産されています。
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大阪の帝人本社
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