Trankiel  Groningen - Japan
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マルセル・デュラン、テージンゲのクロースター教会で展覧会
 
 1962年にBolsward (ボスヴァルト:フリースラント州)で生まれた画家 Marcel Duran(マルセル・デュラン)が、4月16日から5月1日まで、中世の初めに生まれたヴィーの村 Thesinge(テージンゲ) の Kloosterkerk (クロースター教会)で、個展 『Verse Streken – Lente- en andereimpressies (新鮮な筆使い - 春とその他の印象)』 を開催します。
 
 フローニンゲンのアカデミー・ミネルバと、ジョクジャカルタのセニ・インドネシアで学んだデュランは、普段の生活の魅力を作品の中に表現する手法で知られています。彼の親密さと美しさを求める旅は、彼の周辺のフローニンゲン市やオメラントだけでなく、パリの旧市街やジャワ(インドネシア)の田舎へも向かいます。
 美や異国情緒への愛着は、彼自身のロマンチックな性向や、絵画・デッサン・彫刻を長年学んだことと結びついています。それは彼の芸術に、独特なものを付け加えています。資料の中で、彼は作品の手法について、次のように述べています。
 「私は雰囲気、ある主題の実在を、捉えたいと思っています。それは、光によって、又光が形や異なった色調・色彩に与える影響によって、決まります。私は自分が見たものを描くことで、その感覚、私の最初の印象を、表現しようと試みています。」
 マルセル・デュランの自由な作品や依頼された肖像画は、既にフローニンゲンから遠く離れた所からも関心を持たれています。フローニンゲン市にあるフローニンゲン大学やUMCG(フローニンゲン大学医療センター)などの他、ボルチモア(USA) のCRS も、彼の作品を購入しています。それらの作品のそれぞれが、愛情あふれる創作手法、構成のハーモニー、落ち着き、熟考された色使いで、目立っています。
 
 クロースター教会での展覧会のオープニングでは、フローニンゲン市の Ouderkoor(アウデルコール合唱団)による上演も行われます。このため特別に、2008~2009年に合唱団のリーダーをしていた森野美鶴さんが指揮をします。マルセル・デュラン自身も合唱団のメンバーで、ソリストです。この合唱団のメンバーの多くは、フローニンゲン市のWIDAR フリースクールに子供が通っている人たちです。
 
Verse Streken – Lente- en andere impressies
 
 
場所:
 
クロースター教会(Kapelstraat 2a, Thesinge)
 
日時:
 
2011年4月16日から5月1日まで
土曜日・日曜日と第二イースター(4月25日月曜)
 
午後1時から5時まで
 
(話し合いで、それ以外の日時も可)
 
 
 
>>Marcel Duran
(オランダ語)
 
 
 
 
 
 
 芸術愛好者たちが募金
 
 ヴィアデの村テージンゲの、13世紀の修道院の一部であるクロースター教会で、4月16日土曜日に、マルセル・デュランの個展「Verse Streken(新鮮な筆遣い)」のオープニングが開催されました。オランダ、その中のフローニンゲン州で、又フランス、ジャワの様々な場所で、彼が戸外で制作した油絵やパステル画の興味をそそる作品です。
 森野美鶴さん指揮のアウデルコール合唱団の歌と、インダ・デュランとフェーラ・ファン・デ・ボシュによるバイオリン演奏のおかげで、オープニングにいっそう心地よい趣が加わりました。彼らの音楽は、物静かで熟考された色遣いが目立つデュランの展示作品に良く合う、とても美しいものでした。
 開会の挨拶で、デュランは、再びクロースター教会で展覧会が開催できたことが嬉しいと話します。それから、このために集めた作品 ……………….. そしてその終わりに、彼は集まった70人余りの人たちに、Hoop voor Japan の募金活動を知らせます。彼は、大震災で被害を受けた人たちへの募金活動の成功を望むと話すだけでなく、教会の入り口近くに置かれた募金箱に、彼のポスターの販売収益を寄付してくれました。
 この多くの点で素晴らしく特別だった日が終わった後、教会に集まった芸術愛好家たちの温かな心が分かります。190ユーロが集まり、東日本大震災で被害を受けた子供たちのための、私たちのフローニンゲン州での募金総額に、加えることが出来ました。
 
 
 



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