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クリア・フォトフェスティバル・フローニンゲン 2010

World Press Photo Zilveren Camera
 
 11月、フローニンゲン市で再び、Clear Fotofestival(クリア・フォトフェスティバル)が開催されました。アー教会と、1907年に建築され、他の多くの郵便局と同じように2009年に閉じられた、ムネケホルムにある元郵便局が展示会場でした。
 そのほかにもまだ多くのことが企画され、10月16日にはフォトアカデミーと協力したフォトマラソンが開催されました。参加者たちは、フローニンゲン市で様々な撮影課題を与えられました。そのための時間が限られているため、参加者たちはさらに緊張します。この制限を乗り越え、受賞を勝ち取った写真は、Stichting Clear のフォトマラソンのサイト(オランダ語)をご覧ください。

 
 また3週間の開催期間中には、講演、コンサートやいくつかの関連写真展もプログラムに載せられています。
 特に興味を引いたのは、若い人たちのことが考慮されていることです。小学校から中学・高校まで。ウィークエンド・スクールや学童保育も。例えば、グループ6からグループ8(小学校4年から6年)の子供たちが、フォトジャーナリストとして参加しています。わくわくするだけでなく、とても多くが学べます。
 特に大成功だったのは、10月16日に行われた、「Healthy Aging」というテーマが与えられたフォトミーティング2010でした。今年は、Nelske Elzer(ネルスケ・エルザー)のエームスハフェンで撮影したシリーズに、賞が与えられました。小さな家に住む老人と、そこに建設中の工場の対比を、見事に捉えています。

 

フォトミーティング 2010  -  受賞した Nelske Elzer のシリーズ作品
 
 最初に、とても美しい建築の元郵便局を訪れました。内部の備品が取り除かれたその中で、今、 Zilveren Camera(シルバー・カメラ)参加者たちの、よく知られた作品が展示されています。Zilveren camera は8つのカテゴリーに分けられたオランダの写真コンテストで、1949年に第一回が開催されました。その8名の受賞者たちが、続いてその年の報道写真の最優秀賞を争います。2009年のKoninginnedag(女王の日)に、Apeldoorn(アペルドールン)で起こった事件を捉えたPim Ras(ピム・ラス)の写真が、大賞に選ばれました。それは、Karst Tates(カルスト・ターテス)が自分の車を王室のバスに衝突させ、自分も死のうと試みた事件です。
又、ポートレイト写真の大賞は Arie Kievit(アリー・キーヴィット)が獲得しました。本、マルチメディア作品、展覧会、新聞・雑誌に発表された作品から選考される、革新的なフォトジャーナリズムに与えられるキャノン賞は、Ruben Joachim Terlouw(ルベン・ヨアヒム・テルラウ)が勝ち取りました。
 それぞれのカテゴリーの賞は別々に与えられ、受賞者には、Kees van de Veen(ケース・ファン・デ・フェーン)、Cris Toala Olivares(クリス・トアラ・オリヴァーレス)、Arie Kievit、Robin Utrecht(ロビン・ウトレヒト)、Emilie Hudig(エミリー・フーディヒ)、Jeroen Toirkens(イェルーン・トイルケンス)、Jeroen Hofman(イェルーン・ホフマン)がいます。

 
 ここからすぐ近くの Der Aa-kerk(デル・アー教会)まで歩き、この印象的なフォトフェスティバルのメイン、World Press Photo の展覧会を見に行きます。この展覧会は、毎年の報道写真コンテストからのもので、その受賞作品は世界中で広く関心が持たれています。審査員によって選ばれた写真のこの世界的な展覧会は、ベルリンから東京まで、100ヶ所に及ぶ場所で開催されます。
今年の2月、アムステルダムの旧教会で、World Press Photo 2010の報道写真大賞が発表されました。それは、Pietro Masturzo(ピエトロ・マストゥルツォ)が6月24日に撮影した、テヘランの屋根の上の一人の女性の写真です。政権に対するプロテストの叫びです。2010年のすべての受賞作品は、World Press Photo のサイトに載せられています。
 
 
>>Clear Fotofestival(英語)
 
>>Zilveren camera(オランダ語)
 
>>World Press Photo(英語)
 
>>ケース・ファン・デ・フェーン、世界報道写真展で受賞


元郵便局の建物


 
 
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