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山口県周南市の姉妹提携都市であるデルフザイル市からの訪問団をお迎えして、「Sail on Shunan 2010」 は8月6日から始まりました。
日本の船乗りたちを育ててきた帆船「日本丸」と「海王丸」のそれぞれ二代目が、揃って周南市徳山港に寄港するという素晴らしいお祭りです。
その前夜は、遠来の客デルフザイル市からの「訪問団」をお迎えして ”歓迎音楽祭”が催されました。
訪問団をお迎えしたのは、昨年オランダ デルフザイル市で開催された ”Delfsail 2009”に出演の「周南少年少女合唱団」と、地元の「福川小学校マーチィングバンド」、「リズミックス ダンシング クラブ」、「なんよう太鼓保存会」、「新南陽高校吹奏楽部」、そして横浜から駆けつけた私たち「帆船日本丸を愛する男声合唱団」です。
音楽祭は周南少年少女合唱団が主催し、周南市や 同市教育委員会、同市姉妹都市受入実行委員会、海へ!周南2010実行委員会、新南陽高校など、沢山の後援・ご協力を得て開催されました。
私たち「日本丸を愛する男声合唱団」は、“Delfsail 2003”に出演させていだだきました。
デルフザイルではヒラルド・ウインケルさん、浦真弓さんに大変お世話になり、市民の皆様にも温かく迎えて頂き今も感謝しています。
こうして “Delfsail”に参加した二つのグループが揃って「訪問団」の方々をお迎えすることが出来て、本当によかったと思っています。
周南少年少女合唱団の石川雅起先生は、“歓迎音楽祭”の企画・準備から司会進行・演奏まで、大活躍で楽しく盛り上げてくださいました。また笹村守理事や合唱団役員の皆様も一生懸命ご尽力くださり、和やかなよいコンサートになりました。
旅装を解き、浴衣姿で会場に足を運んで下さったデルフザイル市からの訪問団の皆様も、きっと楽しんで頂けたのではないかと思います。
私たちはオランダの子供の遊び歌 「De Mosselman (貝拾いの歌)」をオランダの若い人にも一緒に歌って頂こうと思って歌ったのですが、日本と同じように昔の歌は若い人の間では余り歌われていないようですね!
Emme Groot 市長さんたち年輩の方は手拍子で呼応して下さいました。
翌8月6日は、徳山湾で帆船「日本丸」「海王丸」の2隻を迎える式典がありました。
デルフザイル Emme Groot 市長さんたちもご臨席くださり、青空のもとマーチングバンド(茨城県 大洗高校 「Blue Hawks」 が賛助出演)のパレードが繰り広げられる中、盛大に開催されました。私たち合唱団も「日本丸船歌」「新海王丸船歌」を歌って歓迎しました。
こうして港で演奏すると、2003年にデルフザイルでお世話になった “Delfsail 2003”の楽しかった日々が懐かしく思い出されます。
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