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今年8月、デルフザイルからの若者たちが、日本の姉妹都市、山口県の周南市を訪問しました。いつものように、この訪問はファームスムの音楽クラブ 'Koningin
Wilhelmina' に率いられたもので、一緒に旅行する若者の多くがこのクラブと関係ある人たちです。
又この友好訪問には、デルフザイル市のエメ・フロート市長とその夫人、クラース・ヤン・ハーフィンハ市書記官が加わりました。
トランキールと周南市姉妹都市受入実行委員会との友情と協力により、この訪問についてのページを作成しました。
周南市の姉妹都市受入実行委員会は、デルフザイルからの客人たちへの素晴らしいプログラム作成に、あらゆる努力を惜しみませんでした。
まず、心のこもった歓迎会では、徳山高校の舩井美咲さんと西村瞳さんが司会をしました。
周南市の島津幸男市長、デルフザイルのエメ・フロート市長の挨拶の後は、両市から記念品の交換。その後、ヨハネス・スヴァルトさんが訪問団員を紹介しました。
飲み物が配られた後、デルフザイルで公演(2009年)した周南少年少女合唱団がステージで歌います。客人たちには特別な懐かしい歌声です。
最後は皆が緊張する、ホストファミリー紹介の時間です。紹介の後、この忘れがたい時の記念に、一緒に写真を撮影しました。
石川雅起さんが指導する周南少年少女合唱団が主催した、素晴らしい「歓迎音楽祭」。
荻原さおり先生指導の福川小学校マーチングバンド、石川雅起先生指導の新南陽高校吹奏楽部と周南少年少女合唱団も出演しました。合唱団の歌の先生、ソプラノの石川由美子さんも印象的な歌を披露しました。
楽団と合唱団が一緒にフローニンゲン州の州歌を演奏し、歌いました。何ヶ月もかけて練習したユニークな演奏に、多くの人が感動しました。
また、藤本昭文さん指導、なんよう太鼓保存会の会員による和太鼓の演奏。リズミックスクラブは、全国各地で踊られている「ヨサコイ」のダンスで楽しませました。
プログラムのハイライトの一つは、横浜からやって来た帆船日本丸男声合唱団のゲスト出演です。この合唱団は2003年にデルフザイルに招かれ「DelfSail 2003」の期間中大好評を得ました。RTV Noord (ラジオ・TV局)のスタジオでのライブ(ラジオ)、港でのライブ(TV)、そしてオーステルヴァイヴェルトで、又そこからアピンハダムへと歌いながらボートで水路を行く合唱団を撮影したRTV Noord 制作の特別番組(TV)が放送されました。
ここ周南市での「Sail on Shunan」に帆船海王丸と帆船日本丸が参加しました。帆船日本丸はこの合唱団と強く結びついています(合唱団の正式名は、「帆船日本丸を愛する男声合唱団」です)。
「DelfSail 2009」で公演した周南少年少女合唱団と、その前回の「DelfSail 2003」での懐かしい思い出を持つ帆船日本丸男声合唱団とが、一つの音楽祭で共演。それは又ひときわ光彩を添えるものでした。
進行役は、石川雅起さん(日本語)と村河友里さん(オランダ語)。そして中村陽子さんが中高生に少しオランダ語を教えました。
8月7日、デルフザイルからの訪問者たちは、毎年開催されている夏祭り「サンフェスタしんなんよう」に参加しました。
お別れ会は、桜ヶ丘高校の国次一真君と、太華中学校の青木亮磨君が司会をしました。歓迎会でと同じように両市の市長にお願いし、フロート氏と島津氏が挨拶の言葉を述べます。
「乾杯」の後、それぞれが用意されたビュッフェ形式の食べ物や飲み物を楽しみます。
食事中にも、最後のアトラクションが楽しめました。素敵な司会者たちが、このアトラクションの始まりを知らせます。
「最初に私たちの日本文化を披露したいと思います。私たちがいつまでも大切にしたい伝統文化です。
琴の演奏をお聞きください。演奏は片山香織さん14歳、昨年合唱団としてデルフザイルに訪問したメンバーの一人です。」
続いて、やはり昨年合唱団としてデルフザイルを訪問した10歳の三浦和紗さんによる日本舞踊です。2009年にデルフザイルを訪問した時は、谷野由季さんと一緒に「さくらさくら」の音楽で踊り、観衆を魅了しました。
また「武道」も忘れてはなりません。司会の青木亮磨君は服を着替え、空手のデモンストレーションを行って多くの人を惹きつけました。
そして最後に、乾杯 ...
「Sail on Shunan」に 帆船日本丸と海王丸Ⅱ
横浜から帆船日本丸男声合唱団も |
デルフザイルからの訪問団が姉妹都市にやって来た機会に、とても特別な準備がなされていました。徳山商工会議所の藤井英雄会頭のリーダーシップで、「Sail
on Shunan 2010(海へ!周南2010)」が開催されました。徳山港に入港した、日本丸と海王丸の二隻の美しい帆船が、人々を楽しませました。
それらはDelfSail にも、きっとよく合うものでしょう。そしてこのイベントでは、横浜からの帆船日本丸(を愛する)男声合唱団の歌声も又聴かれました。
合唱団は、大好評だったDelfSail 2003 での公演の、たくさんの思い出をまとめた文集を作りました。
82ページのその中には、公演自体だけでなく、フローニンゲン州の小旅行などについても書かれています。写真などがたくさん入った、読む価値ある文集と言えます。
下の写真は、帆船日本丸男声合唱団からトランキールに提供していただいたものです。
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司会の石川雅起さんと村河友里さん |
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新南陽高校吹奏楽部 |
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スイングする演奏! |
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手前:福川小学校マーチングバンド |
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なんよう太鼓保存会 |
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ワークショップ |
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デルフザイル、エメ・フロート市長の挨拶 |
© 2010 Trankiel
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