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開港150周年記念の横浜港での日本丸(右)と海王丸(2009年7月) |
帆船「日本丸」と「海王丸」、周南市へ
- 思いは DelfSail(デルフセイル)へ - |
過去の出来事が合わさって思いがけない結果が現れる、ということがありますが、これはその一つと言えます。
「DelfSail 2003」(DelfSail はオランダ北東の港町Delfzijl でおよそ5年ごとに開催されている帆船祭り)が思い出されます。私たちは、横浜の帆船日本丸男声合唱団をこの大イベントでの公演のためにDelfzijl(デルフザイル)に招くことが出来た、という名誉に与りました。その成功はそれだけではありませんでした。いくつかの新聞で取り上げられた他、TV-Noord が取材・放映し、ラジオ-Noord のスタジオでのライブも放送されました。
もうそれだけでユニークなこの港町への訪問は、フローニンゲンでこよなく愛されたトリバドゥール、エーデ・スタールの音楽との出会いを導きました。そしてその結果、エーデの「タームンタージール」の日本語訳が生まれました。 |
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帆船日本丸男声合唱団(横浜)の DelfSail 2003 での公演
ラジオ-Noord、TV- Noord の両方で、合唱団のライブが放送されました。
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その6年後の「DelfSail 2009」に、周南少年少女合唱団がやってきました。
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デルフセイルのステージでの様々な公演の他に、多くの人が訪れたファームスムのオランダ改革派教会でのコンサートがあり、又日本伝統のゆかたを着た周南市の子供たちは、恒例のストリート・パレードで多くの人々の心を捉えました。
オランダ語で歌われたオランダ国歌「ヴィルヘルムス」とフローニングス(フローニンゲン語)で歌われたフローニンゲン州歌「フルネンス・ロイト」は、間違いなくそのハイライトの一つでした。特にこの州歌は、公演毎に人々をとても感動させました。この歌を聴いた観客の涙を流す姿さえ、あちこちで見られました。
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周南少年少女合唱団(周南市)の DelfSail 2009 での公演
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今日、周南市の笹村守さんから、8月6日に横浜から「日本丸」(帆船日本丸男性合唱団はこの帆船にちなんだ名前です)と美しい「海王丸」が一緒に周南市にやって来る、というニュースを知らせていただきました。2隻の帆船は4日間、徳山港でその美しい姿を披露します。その期間には又、姉妹都市デルフザイルからの訪問団を迎える予定です。
そしてこのイベントでも、多くの歌が歌われ、たくさんの音楽が演奏されることでしょう。
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笹村さんはトランキールに、中国新聞(The Chugoku Shimbun ONLINE)2010年4月26日の下記の記事も、届けてくださいました。
横浜港での 日本丸(右)と海王丸(2009年7月) |
日本丸と海王丸競演へ 周南 ‘10/4/16
国内最大級の帆船2隻が8月、周南市の徳山港に同時入港する。「太平洋の白鳥」と呼ばれる日本丸(2570トン)と「海の貴婦人」と親しまれる海王丸(2556トン)。独立行政法人航海訓練所(横浜市)所有のこの2隻が中国地方の港にそろうのは初となる。
2隻はそれぞれ8月6日に徳山港晴海埠頭に接岸し、10日出航する。停泊中に、白い帆を広げるセイルドリルや船内の一般公開を計画している。
海王丸が現在の船になった1989年以降、2隻が同時入港したのは横浜、神戸、長崎など全国9港。昨年の横浜開港150周年などの大きな節目に実現している。周南市の地元関係者は2隻競演を今年の「徳山藩開府360周年」などに結びつけて盛り上げる方針。近く実行委員会を発足させる。
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DelfSail 2009、
ここで、姉妹都市周南市からの友人たちは、帆船を迎えるというインスピレーションを得ました! |
>> 独立行政法人 航海訓練所
*掲載の日本丸と海王丸の写真はすべて、独立法人航海訓練所(横浜)©
から提供していただきました。
© 2010 Trankiel
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