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フローニンゲン州がどんなに画家田崎裕子の心に残っているかは、今日届いた画展の案内カードから明らかでしょう。彼女は植物を描いたテンペラ画でよく知られていますが、その案内状には、植物の絵を両側に配した真ん中に、教会の塔の絵が載せられています。これはアウトヴィアデ(フローニンゲン州)の教会の独立した塔の印象からの作品で、馬に乗った人の形をした風向計も描かれています。
田崎裕子テンペラ画展は、2009年12月9日から15日まで、松屋銀座(東京)で開かれます。印刷技術が発明される以前の中世装飾写本の手法をそのままに生かし、染めた羊皮紙に描かれた作品20点が展示されます。
彼女はフローニンゲンの古い教会を作品の主題の一つにしています。例えば、マルスムの教会の絵もそうですが、これはかなり注目すべきことだと思われます。
>>テンペラ画 田崎裕子
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© 2009 Trankiel
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