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エームスハーフェン – フローニンゲン・シーポーツ(2) |
冬の寒さ、エネルギーパークの建設活動を妨げず
先週からの寒さにもかかわらず、Energy Park Eemshaven(エネルギーパーク・エームスハーフェン)での建設活動はフル稼働です。ヴィルヘルムハーフェンを延長した波止場の周辺は、ますます形をなしてきました。特に南東側の輪郭がはっきりとしてきました。又北側の波止場も早いテンポで進行しています。冬の状況のため、BAMは遅延のないよう暖かくするシステムを使っています。RWEやヌオンも全力で建設を続けています。両方の建設プロジェクトでは、ますますその輪郭がはっきりしてきています。RWE
センターのエレベーターシャフトは、少し前から、約110mの高さのスカイラインを形作っています。もうすぐセンターの残りの部分もだんだん高くなってきます。これもヌオン・マグナムセンターに含まれます。両センターの建設の進行によって、その建物の姿が大きくなってきているだけでなく、エームスハーフェン周辺での交通量も増加しています。エームスハーフェンの道路は、ヌオンやRWEへのスタッフや貨物の輸送が頻繁に行われ、その交通整理もますます強化されています。今のところそこで働く建築業者が氷結のための休業をすることなく、エネルギーパーク・エームスハーフェンの建設活動は順調に進行しています。
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様々な建設プロジェクトが見られるエネルギーパーク・エームスハーフェン
<手前>建設中のRWEセンター <右上>ヌオン・マグナムセンター
<左上>ヴィルヘルミナハーフェン(2010年) |
ユリアナハーフェンでの盛んな活動
ブルクカーデ(ばら荷埠頭)では Wijnne Barends(ヴァイネ・バーレンツ:海運会社)の注文で、アメリカに運ぶため「スパールネフラハト(船名)」に物流コンテナーを積み込んでいます。又 Theo Pouw(テオ・パウ:会社名)の傍のブルクカーデでも、大きなバルクキャリア(ばら積み貨物船)にリサイクルされた建築材料が積み込まれています。更に多くの物流活動が、海上風車の周辺で行われています。そして、下の写真では、エームスハーフェンに停泊した最も大きなクルーズ客船「Disney Dream」を見ることが出来ます。その豪華船は Wagenborg(ヴァーヘンボルフ:海運会社)の傍の埠頭に、短い間停泊しました。
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クルーズ客船が停泊中のエームスハーフェン |
そして更に ...
エームスハーフェンの港湾保安
これまでエームスハーフェンを訪れた人たちは、港の保安が大きな役割を演じていることに気付いています。様々な国際的な発展によって、ヨーロッパ内では全ての船や港が一定の安全レベルを保つことが定められています。
オランダでは、港とその安全レベルの保持に責任を持つのは、その港のある自治体の長(市長)です。エームスモント自治体の市長は、その責任の大部分をフローニンゲン・シーポーツの港長に任せています。そして彼は、企業が「港湾保安法」をよく守るように気をつけます。これは、港の訪問者としてのあなたにとっては、これまで自由に出入り出来た埠頭の多くが今は閉じられていることを意味しています。埠頭の管理者は、その法律の条項のため、部外者が埠頭にいれば追い出さなければなりません。フローニンゲン・シーポーツは、港がますます人々から離れていくのを市民が残念に思っていることを、周辺の人たちとのコミュニケーションの中で気付かされています。このため今、船や埠頭の保安に影響することなく、私たちの美しい港の「周辺」を安全に楽しめる可能性が調査されています。
増え続ける「Westlob(ヴェストロブ)」の積み下ろし設備
エームスハーフェンは大きな建設サイトで、東部分の巨大な建設活動だけで終了するのではありません。港のもう一方の側の「ヴェストロブ」では、壮大なインフラ建設プロジェクトに、かなりの投資が行われます。それぞれの港で現在、新しい積み下ろし設備が作られています。
以下、それぞれの港(ハーフェン)の概観です。
Beatrixhaven(ベアトリクスハーフェン)
ベアトリクスハーフェンの第2段階では、必要な深さと南側に700mの埠頭っを持つ全長約700mの港となります。目下二段階目の進行も終わりに近づいています。埠頭エリアが舗装され、排水や照明、給水などのインフラの建設が行われています。更にベアトリクスハーフェンでは次の建設準備も今たけなわです。市場あるいは顧客の望みによって、ベアトリクスハーフェンの建設は更に1~2段階継続されます。フローニンゲン・シーポーツは特に、延長されたベアトリクスハーフェン周辺に、海上風車地域で活動する企業のための設備建設の可能性を見ています。
Julianahaven(ユリアナハーフェン)
ユリアナハーフェンの北側のブルクカーデの延長工事が進行中です。これは、ユリアナハーフェンでの4番目で最後の段階で、350m延長されます。これでブルクカーデは全長1100mになり、その埠頭は2011年の第3四半期に完成される予定です。ユリアナハーフェンの港頭では、Vopak(フォーパク:石油・ガスを扱うオランダの会社)の投資決定を先取りした、積み下ろし設備を持つフィンガーピア建設や、ユリアナハーフェンの北西角へのローロー(Roll
on Roll offの略:直接貨物をトラックやフォークリフトで船に搬出入すること )橋を移動させる準備がなされています。この活動は2011年の第一四半期に始まります。
Emmahaven(エマハーフェン)
エマハーフェンでは、新しい浮桟橋が設置されます。古い桟橋は取り替えられ、新しいものには更に二つの要素が付け加えられることで、約700mが停泊に使えるようになります。そしてもうすぐ、エマハーフェンにもう一つの新しい桟橋(港のサービス用)が建設されます。その桟橋は、事務所の建物
Nijlicht(ナイリヒト)近くに建設され、それはとりわけ Loodswezen(ローツヴェーゼン:水先案内団体)の水先案内ボートやフローニンゲン・シーポーツの新しい高速リブボートに供されます。
エームスハーフェン拡張研究を調査中
フローニンゲン・シーポーツは、エームスモント自治体やフローニンゲン州と共同で、エームスハーフェンの南東地区の活動を拡張する可能性を調査しています。これは海運など水と関わる企業以外の拡張を扱っており、まず45haの拡張が調査されています。データセンターのようなエネルギー関連企業のいくつかがエームスハーフェンにもうすぐ設立される予定で、そのための拡張が必要になっており、少し長期的には200haに拡大される予定です。
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2012年のエームスハーフェン(予想図) |
写真:Groningen Seaports© 提供
>> Groningen Seaports (英語)
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© 2010 Trankiel
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