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...そして
私達をサポートして下さったフィリッペ・プロースト氏 ― シムノンに関するエキスパートで「Les Amis de Simenon」の創始者、そしてメグレアイテムの収集家
― からのお願いです。
プロースト氏は、度々ビジネス旅行で日本に行かれており、日本のシムノン(メグレ)ファンを探しておられるのですが、今まで不首尾に終わっています。あなた御自身がシムノン(メグレ)のファン、あるいは日本のジョルジュ・シムノン(メグレ)のクラブ等をご存知でしたら、「トランキール」までお知らせください。
友人が創元社1960年発行の宗左近訳『オランダの犯罪』のコピーを送ってくれました。心より感謝し、引用文をその本からに改めました。
...そして
シムノンやメグレに関わるサイトを紹介します。
メグレ警視 :鈴木靖三さんのサイト
「私の愛読書」2. ジョルジュ・シムノン氏 メグレ警視シリーズ
Maigret
運命の修繕人
淙穂さんのサイト「いるすか」の中のページです。
メグレシリーズの感想など。
メグレ警視のパリ
メグレについての情報がたくさん掲載されている、写原さんのサイト。
巴里とメグレと殺人と
メグレの書誌他が充実している、石井さんのサイトです。
...そして
パイペカンプはメグレをホテル・ファン・ハッセルトでの食事に招待し、メインコースに彼は最善を尽くして特別な料理を選びました。「ヒューシュポットが出された。オランダ独特の料理である。たっぷりしたソースの中に肉が泳いでいる。」
それはオランダ独特の料理と呼ばれていますが、元はスペインの料理から、と言われなければなりません。人参、玉葱と牛のブリスケ。後にジャガイモがそれに加えられました。
今日では牛のブリスケを手に入れるのが難しいので、スモークソーセージと一緒にヒュッツポットを食べます。チョップと一緒に食べる人もいます。
たっぷりのソースとシムノンは述べますが、これももう見られません。少なくとも我が家では。
ヒュッツポットにまつわる話があります。フローニンゲンとは関係ないのですが、興味深い話なので紹介します。
1572年、ライデンの町はスペインに対して反乱を起こす側を選びました。懲らしめとして、スペイン人は町を包囲攻撃しましたが、それは1574年10月3日、海の乞食党のラウイス・デ・ボイソト(1530-1576)によって破られました。毎年、ライデンの解放はヒュッツポットとニシンを白パンと一緒に食べて祝われます。反乱に対する忠誠への感謝として、ライデンはウィレム1世から1575年に、大学、今日のライデン大学、オランダ最古の大学を得ます。
一度ヒュッツポットを試してみたい方へ:
2人前:人参 350g
玉葱 250g
ジャガイモ 500g
塩、胡椒
人参の皮をむき千切りにする。玉葱の皮をむき千切りにする。
ジャガイモの皮をむき洗って(厚さ約5mmに)スライスする。
すべてをなべに入れ、半量ぐらいの水を入れ、蓋をし柔らかくなるまで(30分位)煮る。
残った煮汁はとっておく。(ヒュッツポットが濃くなり過ぎた場合に加える)
塩・胡椒を好みの量加える。
ハンドミキサーで混ぜる。
スモークソーセージ、あるいはチョップと一緒に供する。
もし、メグレが食べたものと同じものを本当に作ってみたいと思われるなら、250gの牛のブリスケを300mlの水で、小匙1杯の塩を加えて弱火で2時間煮ます。それから、人参、玉葱、ジャガイモを加えます。
© 2006 Trankiel
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